上の空詩集
上の空だけど、本当はその先にあるものを見つけたい。



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2009.10.26  流行




上と下の狭間


理解不能な現実が
私を外して
目まぐるしく流れてゆく


選択したのは全て私


無作為で
無意識で
無防備で


私の意思じゃないと叫びたかった


叫んでも許されはしない


叫んでも場所はなかった


どこにも何もなかった


全てをゼロにしたかった


浮いた狭間に一人取り残された


また上にも下にも進めない


高さに目眩を起こす


上からも下からも
見放されて
方向感覚が狂う


疎外感


今まであった足場が
突如消滅して一気に転落する


踊り場に着地しただけマシなのか


何もない

何もわからない

誰もいない

誰も近寄らない


私が仕向けたくせに
一人でいるのが怖かった


わかってたくせに
わかっていなくて
わかってたつもりになっていた


一人で生きてるんだよ


誰も助けてはくれないんだよ


今知ったことじゃないけれど
改めて知ったら怖かった


この狭間に来る人は
誰もいない


狭間の上下で私を待つ人もいない


階上も階下もあんなに賑やかなのに
誰もこの階段を使おうとはしない


声が欲しかった


上でも下でもいいから


呼びかけてくれる声が欲しかった


何もない
誰もいない
何もわからない
誰も来ない


私は一人
永遠に
狭間で暮らす
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夢月 魅誇

Author:夢月 魅誇
性別:女
誕生日:1月23日
家族構成:父一人、母一人、猫一匹

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