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上の空詩集
上の空だけど、本当はその先にあるものを見つけたい。



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2008.12.30  亡骸

平らな砂利の上を
ズルズルと

私の左手はそれを離さない

どんなに重くなっても
どんなに腐敗しても
どんなに蔑まされても

私が捨てられても
私は捨てたくないから

そうやって私は
全てを引き摺って歩いてきた

きっと私は
捨てられていない

左手の疲労なんて感じない

だって
確かにそれは存在しているのだもの

もう口を開かないし
瞳は閉じてるし
体は冷たく腐敗しているけれど

話しかけても
触れても
見つめても

何も反応はないけれど

それは存在しているから

私には捨てられない

私はまだ捨てられていない

平らな砂利の上
憎むように信じながら
ズルズルと
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No.280 / ひとり言 / Comment*0 // PageTop▲

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夢月 魅誇

Author:夢月 魅誇
性別:女
誕生日:1月23日
家族構成:父一人、母一人、猫一匹

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