2006.05.26 お知らせ急遽、公演に出演することになりました。 詳細は、公式HPを見て下さいm(_)m 2006.05.14 新潟の空から![]() ![]() 最終日の今日は新潟の空を撮ってみました。 まずは宿泊先から。 なんとも言えない 雲の重さ 空の近さ 空気の湿り気 あらゆる緑の混合 にわかに残る白い塊 無音ゆえに響く声 すべては生のなせる技 2006.05.12 かけら掠めた未来を貫いていつか手にする日を願う ほんのかけらのために 私ができること ここにいて 扉の向こうを待つ 少しずつ近寄ってくる足音に 胸を高鳴らせる 支度が間に合わなくて 慌ててお気に入りを身につける ノックが聞こえる 少し早い安らぎが 顔を覗かせる 暖かな日差しと共に 掠めた未来のかけらが 徐々に大きさを増す 抱えきれないかけらになる日のために 2006.05.09 嵐の前に掻き乱して 暴れて 掻き乱して 暴れて 出会わざるを得なかった 身を乱す風をきって 走り抜ける 茜に染まる空を仰いで 微弱な粒は 私を汚して 濁流の粒は 私を包む それでも 私の行くところは一つだから 私の帰るところは一つだから 逃げずに待つしかないの 来るのを待つしかないの 2006.05.07 紫の靄何もかもが靄で見えなくて 判断を鈍らせる 誰の首かもわからず 苦しさに耐えかねて 首を締めた 生きたいと思ったから きっと生き延びられると信じたから 力いっぱい首を締めた 苦しさは増す 生き延びるために締めたはずなのに むしろ 呼吸は重くなり 血流は詰まり 心臓は絶え絶えになり始める 意識が遠のき 締めた指が緩まる その瞬間 今までに感じたことのない程 生きてることを実感した だから 生き延びたくて もっと空気を吸い込みたくて 血を循環させたくて 心臓を高鳴らせたくて 触れた首を きつくきつく 締めた 朦朧とする意識 途切れる靄の波間から 美しく魅力的な鏡がチラつく 最期ぐらい締めた首の持ち主を見よう 靄が途切れる 鏡を薄目で見る 映し出されたものは 己の首を己の手で締める 無様に紫に染まり始めた人間の姿 ああ だからこんなにも苦しかったのか… |